初めてTRPGをプレイするに当たって、どうしてもネックになってくるのが
TRPGで使われる略語
だと思っている私です。
私も初めて卓をやる前から、動画とかで復習したりしていたのですがいざプレイすると戸惑うものです。
今回はその略語の中で必須の項目を抽出して説明します。
そもそもTRPGって何?って方はこちらを参照ください
目次
必須レベルで覚えよう!
全般的な部分
TRPG
テーブルトーク・ロール・プレイング・ゲーム(Tabletalk Roll Playing Game)の頭文字4つを取った略で日本で使用されている言葉。
アメリカ発祥で、RPG(TRPG)は元々『役割』を『演じる』ゲームです。
トランプやスゴロクと同じように皆で一つのテーブルを囲んでプレイするゲームで、
その中で参加者達は例えば『勇者』であったり『戦士』、現代戦なら『兵士』『戦車』になり実際にその『役割』を演じながら遊びます。
1人の進行役と3~4人くらいの登場人物役からなる「サイコロを用いて会話をする遊び」です。(上のTRPGとは参照)
反対の言葉はコンピューター・ロール・プレイング・ゲームです。
一般的に映像を通して遊ぶ、ドラゴンクエストやファイナルファンタジーのことを指します。
TRPGの最終的な目標は、参加者全員が楽しむこと!これに尽きます。
自分だけが楽しみたいと思っている方はそもそもTRPGに参加、プレイする権利は無いです。
TRPGはコミュニケーションの延長線上にあります。マナーを守って楽しく遊びましょう。
ダイス=サイコロ
TRPGで使われるのは、紙と鉛筆、そしてサイコロ(英語でダイス)です。
私達がよく見る、1,2,3,4,5,6からなるサイコロは6面ダイスと言います。
他にも
1,2,3からなる3面ダイス
12個の面がある12面ダイス
20個の面がある20面ダイスなど
様々な物が存在します。
日本では今や一般的となった『クトゥルフの呼び声』では、1~100までの数字を起こすために、1~10ある10面ダイスを2つ用意して、一つを10の位、もう一つを1の位にして同時に振って、出た目を数えます
(後から説明しますが、100面ダイス(10面ダイス2個)を一回振ることを、1回ダイスを100面で振った。1 Dice 100→『1d100』と表記されます)
プレイヤー関連
ゲームマスター(GM)、ゲームキーパー(KP)
TRPGで1人は進行役になると言いましたが、その進行役はゲームを管理します。
つまりゲームをマスター(ここでは所有者という考え方)した人、GMと言います。
同じく『クトゥルフの呼び声』で使われるのは、ゲームをキープ(取り締まる的な意味)として、ゲームキーパー、KPと略されています。
GM、KPの仕事を簡単に説明すると、一つのゲームのルールや設定、話を管理しながらプレイヤーにゲームを提供することが仕事になります。
プレイヤー(PL)とプレイヤーキャラクター(PC)の違い
TRPGで1人は進行役(GMやKP)となりますが、そのゲームを遊ぶ参加者のことをプレイヤー(PL)と言います。
これは、参加者自身のことを指すので、私達自身のことを指します。
もう一つ、プレイヤーキャラクターというのはプレイヤーの分身、役割を演じる駒、キャラクターのことを指します。
例えば、戦士や神官、兵士、先生などプレイヤー(PL)自身が準備したのがそれです。
つまりPLは自分自身、PCは自分が操るコマです。
なぜこのように厳密に分けるかというと、クトゥルフの呼び声などではPCを一人の人間として扱うという考えが時折ありまして、PL自身は
「あ、ここから先には絶対ショゴス居るぞ!行くな行くな!」と考えても
「…なんの声だ?テケリ・リ?暗号か?よし、行こう!」とPL=PCではない時もあります。
このバランス自体を考えるのもTRPGをプレイする上で非常に面白いスパイスとなっていますので、ここはぜひ分けて覚えてください
ノン・プレイヤーキャラクター(NPC)とは
ここまで説明を読んできたならなんとなく分かってくるとは思います。
PCではないキャラクターといえば、いわゆる宿屋の店主や武器屋のおっちゃん、王様、はたまたゲーム内に登場するヒロインといったもっぱらGM、KPが操る脇役です。
彼らの役割はゲーム性を広げたり深めたり、演出を追加したり様々な役割をこなします。
NPCは決してモブキャラクターではありません。GMやKPが操るPCです。
彼らと一緒に会話や行動を共にしながら、物語を広めていきましょう。
ダイスの表し方
上記でもお話しましたが、TRPGで使うサイコロというのは日本でよく見かける6面ダイスの他に12面、20面、4面、10面といろんなサイコロが存在します。
昨今では『どどんとふ』『ユドナリウム』などの総合TRPGセッションツールや
ダイスをアプリで管理することも出来ますので、ダイスについては購入する必要は無いように感じます。
ただし、ダイスの振り方についてはしっかり覚えてほしいです。
1d6 = 6面ダイスを1回振る
2d6 = 6面ダイスを2回振る
2d12= 12面ダイスを2回振る
ここまではわかると思います。
では1d100はどう振るかというと
1d100 = 10面ダイスを10の位と1の位に分けて振る。
特殊なところでは
D66 = 6面ダイスを10の位と1の位に分けて振る。
というのも存在します。
ただまあ、大概は上記のダイス知識で事足ります。
クトゥルフ神話においては3d6と1d100をもっぱら使います。
例えば目星が50%の技能値であったとすると
1d100で50以下になれば成功
と考えることができます。
最初は結構戸惑うかもしれませんが、慣れてくればこれ以上分かりやすい表し方は無いと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
少しでも参考になればと思い記事にしてみました。
次回以降に時折思いつく限りTRPGの覚えておくべき知識についてなどをまとめて行きたいですね。
ではではノシ