
TRPGのダイスについて覚えるのは簡単だよ
TRPGはダイスという乱数生成器を使って、その行為が成功したのか失敗したのかを判定することがあります。
その際によく用語が略語が出るのですが、よくわからないという方のために簡単にダイスの略語について説明をしたいと思い記事にしました。
初めて見る分には気が引けてしまうかもしれませんが、実際簡単なので是非覚えてしまいましょう。
今回の記事では以下のことが分かります。
- 基本的なダイスの略語
- 一行で見るダイス判定の表し方
- 「BCDICE」の使い方
TRPGをよく知らないという方はこちらもどうぞ!
ダイス=サイコロとは

TRPGで使われるダイスとは、日本でもよく使われるサイコロ(英語でダイス)です。
私達がよく見る、1,2,3,4,5,6からなるサイコロは6面ダイスと言います。役割としては、判定をする時に必要になります。
例えば敵に攻撃をした時に6面ダイスを1個振って4以上が出れば当たるというルールがあれば、1/2の確率で成功するというゲーム性が生まれます。
これがダイスの役割になります。
色々な形のダイス
ダイスには6面のダイスの他にも様々な面があるダイスがあります。
基本的には6面ダイスと10面ダイスがあれば問題はありませんが、
- 4面のダイス
- 12個の面がある12面ダイス
- 20個の面がある20面ダイス
- 100面の面がある100面ダイス
他にも複数種類ありますが表立って活躍するのはこれらです。
日本では今や一般的となった『クトゥルフ神話TRPG』では、1~100までの数字をだすために、1~10ある10面ダイスを2つ用意して、一つを10の位、もう一つを1の位にして同時に振って、出た目を数えます。
ダイスの表し方を覚えよう

ダイスは6面ダイスを振ります、と表さずに大体はこうやって表します。
- 1D6 = 6面ダイスを1回振る
- 2D6 = 6面ダイスを2回振る
ここまではわかると思います。では1D100はというと
- 1D100 = 10面ダイスを10の位と1の位に分けて振る。
こういう感じになります。つまり
この x D yが全ての基本になります。
クトゥルフ神話でどう使うのか
クトゥルフ神話にでは6面ダイス3回の「3d6」と100面ダイス一回の「1d100」を使います。
例えば目星が50%の技能値であったとすると1d100で50以下になれば成功と考えることができます。
最初は結構戸惑うかもしれませんが、慣れてくればこれ以上分かりやすい表し方は無いと思います。
BCDiceを使う場合
そもそもBCDiceってなに?
BCDiceとは、日本でもっとも使われているTRPG用ダウスロール処理システムです。
主に、ココフォリア、udonarium、TRPGスタジオ、Quoridornなどで使われますし、そしてこれからオンセツールが登場したとしてもこのシステムは使われます。
一見難しいように聞こえますが、「チャットにコマンドを打つだけで自動でサイコロ振ってくれるすごいやつ」なのです。
コマンドの基本(例:ココフォリア)
BCDiceでは「1d6」「2d6」「1d100」などをオンセツールのチャットに入力する形で使用します。




BCDiceは様々なTRPGエンジンに対応しています。新クトゥルフ神話ではレギュラー成功、ハード成功などが新たにルールに盛り込まれましたが、特殊なコマンドで振ることができます。
このコマンドについてはココフォリアではダイスボットについてをクリックすることで一覧を見ることができます。

CCコマンドは新クトゥルフ神話では1d100と同じ意味であり、また後の数字に自分の判定値を盛り込むことでそれがハード成功なのかレギュラー成功なのかまで表示してくれます。
便利ですね。
もしココフォリアではなく、他のWeb上で触ってみたいなら以下のサイトから使うことができますので参考にどうぞ。
まとめ
少しでも参考になればと思い記事にしてみました。
また実際にTRPGを試したいという方は是非こちらの記事からTRPGを選んでみてください。
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