
TRPG=クトゥルフ神話TRPGではないぞ。
クトゥルフ神話TRPGの中にTRPGがあるのだ。

逆ですクトゥルフ様
今回の記事はTRPG未経験者から初心者が陥りやすい、TRPGのあるあるな誤解を解消するための記事になります。
ただしあるあるネタをローラーしているわけではなくて
その誤解をしたままだと炎上騒動に巻き込まれる
ことを防ぐ目的があります。
そこまで難しい記事でも無いので軽く見てくださいね。
この記事では
- TRPGとクトゥルフ神話TRPGの関係
- オンセとオフセのマナー違い
- タブー視されてる話題
などを書いています。
クトゥルフ神話TRPG=TRPG?
「クトゥルフ神話TRPGって日本のスタンダードなんでしょ?だからTRPGって言えばクトゥルフ神話を指すことでしょ?」
これははっきりと逆であることをお伝えします。
たまにTwitterで「TRPGは探索者達との会話とかが面白いよねー」みたいなことを言っている方が居ますが、別の方からすれば誤解を与えかねません。
クトゥルフ神話TRPGについて話しているかと想像はできますが、探索者はクトゥルフ神話TRPGで使われるプレイヤーキャラであって、TRPGのプレイヤーキャラの中の一つなのです。
これを食べ物に例えると
食べ物には醤油入れると大体美味しくなるよねー
と言ってるのと同じです。
その食事とはなんなのか。刺身、アジフライとかならまだしも、実はそれがデザートや果物だったりするかもしれないですよね。
そういった違和感が出るため言い方には気をつけましょう。
TRPGを「議論」する時はオンセ、オフセ、公募、身内を分けよう。

TRPGは本来、実際に集まってプレイすることが多かったですが、インターネットが使われるようになってからはオンラインセッションツールでのTRPGが増えました。
またそれと同時に見知った間柄である身内卓と、プレイヤーを募集して行う公募卓に別れるようになりました。
この区別自体はそこまで深く掘り下げる必要がないので細かく書く必要はないですが、例の問題についてだけ非常に細かくわけて考える必要があります。
これから話す問題は非常にセンシティブです。定期的に炎上するものの、不用意に触れないほうがいいです。また私自身の意見も完全に正しいとも言い切れません。ご注意ください。(閲覧したい方はプルダウンからどうぞ)
オフラインセッションと違い、顔が見えない中で行う
声であれ、テキストであれ、オンラインセッションは相手の表情が見えづらいです。
そのため、言葉が足らず相手に不快な印象を与えてしまいがちであるといった問題があります。
オフラインセッションでは表情で冗談だと分かるような言葉や様子でも、ネットを使った場合は冗談だとわからない場面が多々あります。
それが慣れている身内ならまだしも知らない第三者と行った場合にマナーを考えなければ、卓の雰囲気が険悪になってしまうということも十分にありえます。
TRPGはゲームであると同時に、TRPGを通してコミュニケーションをするゲームとされています。
そのため、社会一般的な常識、良識を持ってプレイすることがTRPGという遊びを健全なものにする鍵なのです。
TRPGは参加者全員が楽しむためにあり、自分だけのためではない

TRPGはルールを管理する人も同じ人間であり、参加者も人です。彼らは同じくして皆と楽しくプレイしたいと思います。
無論自分自身も楽しみたいと考えていますが、
うちの子が可愛すぎる。うちの子はこういうふうに行動するんだ!
設定大事だから話の流れ無視して行動する。GMへの迷惑なんか知るもんか!
といったプレイヤーが居ることですね。
もちろんゲームマスター、プレイヤーが全員それで楽しめるというならそれは問題ではありません。
しかし、こういう行動を取るのはタブーであることが多いです。
TRPG動画も多く、こういった搦め手のような行動をするプレイヤーが動画内で目立つかもしれません。
ただしそれは動画を面白くするためのものだったり、演出の都合であったり、予めゲームマスターや卓の様子、雰囲気を見ながら行っていることが大半です。
TRPGは全員が楽しむために行うのであり、自分だけが楽しめればいいという考えはご法度なのです。しっかり周りを見て行動しましょう
まとめ
- クトゥルフ神話TRPGはTRPGだが、TRPGはクトゥルフ神話TRPGを指す言葉ではない
- ルールブック未所持問題は炎上しやすい話題。初心者はそれを避けてルールブックは買おう
- TRPGは全員が楽しむことが目標。1人のエゴだけでゲームを潰してはいけない
ということですね。
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