強化された必殺フェンサーについて、安定度増した【SW2.5】

 

( ・W・)<今回はソード・ワールドシリーズをプレイしたことある人対象だぞ。

 

ソード・ワールドTRPGって何?って方はこちらからどうぞ

SW2.0公式SW2.5公式

今回の記事で使う略語一覧

  • ソード・ワールド→SW
  • ソード・ワールド2.0→SW2.0
  • ソード・ワールド2.5→SW2.5
  • クリティカル値→C値

フェンサー総論

SWにはファイター、シューター、ソーサラーなどの複数の技能が存在し、プレイヤーはそれぞれ選んで習得出来る、いわば職業のようなシステムがある。

技能の中にフェンサー…軽戦士と呼ばれる技能がある。

軽戦士と呼ぶだけあって器用なキャラクターであり、ファイターやグラップラー、ソーサラーとは違いレベルが上がりやすく、他技能と組み合わせやすいことも特徴だ。身軽で回避にも強い。

攻撃時にクリティカルと呼ばれる、大体はサイコロを二つ振って10以上(これをC値という)が出ればダメージを上昇させるルールがあるが、フェンサーはC値を下げる特性があり、クリティカルを出しやすい能力を持つ。

一方で武器を持つための必要筋力がファイターに比べ2倍必要だったり、定番中の定番であるHP増加技能『頑強』に取得制限が掛かっているため死にやすかったりと、その構築の難しさからSWに慣れた人でなければ強いキャラクターは作りづらい。

複数ある構築方法の中に、【必殺フェンサー】と呼ばれる型がある。

前述したC値を武器や魔法等で最大限(ルール上出目7以下には出来ない)まで引き下げ、クリティカルを発生しやすい能力を持つ、爆発力がありロマンがある型だ。

運が良ければ』クリティカルを複数回出し、理論上もっとも火力の高いキャラになるだろう。もちろん出目が7以下なのならクリティカルにならず、威力もかなり低いこととなる。

そのためか「ロマン砲」「運が悪い人は使えない」などが、従来までの必殺フェンサーの評価だった。

 

…従来までは。

ソード・ワールド2.5へ更新された


先日、SWシリーズに最新作「ソード・ワールド2.5」が発売された。

前作SW2.0に比べ、様々な所に修正が入っていた。その中にフェンサーに関する部分でいくつも修正が入っていた。

まず一つに、「フェンサーが頑強」を取得出来るようになったことだろう。前述した、「HPを上げるスキル」は前作では取得出来なかったのに対し、今作では取得出来るようになっている。安定度がかなり増したことが見受けられる。

そして本題。「必殺攻撃」スキルの大幅改変だ。SW2.0の時は

  • C値を-1する
  • そのためルール上C値を8までしか下げられなかった

のに対して、SW2.5では以下のように変わった。

  • 出目が3~11なら、出目を+1出来る。

というルールに変更になった。この変更で何が起きるかというと

  • 本来のルール上、C値は8までしか下げれない
  • しかしSW2.5で必殺攻撃を使うと、出目が7の場合それを+1させる
  • そのため出目が8となりクリティカルが発動する
  • 実質C値が7まで引き下げられているのだ!

となる。

  • C値が8の場合の確率は15/36≒41.6%
  • 必殺攻撃を使ってC値が実質7の場合の確率は21/36≒58.3%

要するに『半分以上の確率でクリティカル値を上昇させる』ことが可能となる。

実際にやってみた【どどんとふにて】

大体回転しているのが分かるだろう。

画像はどどんとふ(TRPGオンラインセッションツール)であり、数字の意味としては

K0(攻撃力)@8(C値)#1(出目+1)となっている。

…最後の9回転に至っては確率上0.7%を引き当てており、実際試した筆者自身も驚いている。

とにもかくにも、以前に比べC値を引き下げられる事でクリティカル値が安定し、より強力なフェンサーに生まれ変わったのだ!

C値引き下げに新たな方法。アビスシャード

SW2.5から新たに「アビスシャード」と呼ばれる強化方法が出現した。

デメリットはあるものの、武器、盾、鎧それぞれに強化を付与できる代物だ。

その中で「C値を-1する」効果もある。

これの何が良いかと言うと、フェンサーの装備に幅が出来るのだ。

本来フェンサーのC値を8にする場合は

  • 技能取得が必要なC値9のAランク槍『ピラー』
  • 必殺攻撃を使う(SW2.0)
  • フェトルの神聖魔法『サンダー・ウェポン』を使う(SW2.0)

他にもいくつかC値引き下げはあるがあまり現実的とは言えない(超越者など)

ピラーの場合は元々のC値が9と低い反面、命中力-1を抱えており、また威力も高くなく終盤まで持っていくのにはやや安定性に欠ける。

また、技能枠を潰してまでC値引き下げに執着した場合、他の技能を取得出来ず結果的に威力が弱まるというジレンマを抱える。

そんな中でアビスシャードによってC値を-1出来るため、本来ピラーが担っていたC値9の役割を、大多数の武器で補うことが出来るのだ。

デメリットは抱えているが、その分余った技能を別のことに使えるため、フェンサーの幅がさらに増したと考えるべきだろう。

ちなみにアビスシャードのルールについて書かれているのは「ルールブック2」であるため、このルールを使いたい方はこちらも買っておこう。

AMAZONで購入

まとめ フェンサーはかなり強化されている

SW2.0時代はそのニッチさ故か決まった形の型が多く、ある意味幅広くなかったのに対し

これからのSW2.5においてフェンサーは新たな技能もあり、無数の組み合わせが存在している。

今回は必殺フェンサーの雑感のみだが、その他面白いフェンサーの型はこれからも出てくると思うので今後に期待だ。

 

今回はここまで。ありがとうございました。

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