初心者でも分かる!MIX師に渡す前に知りたい録音の条件!【移行記事】

  • 7月 4, 2021
  • 7月 4, 2021
  • DTM
DTM

考える人

歌い手『MIX師さんへ渡すデータって何で録音して、どこを気をつけたら良いんだろう』

 

この記事を読むだけで解決できます。


大上コウタ
みなさんこんにちは。ウィローです。
「MIX師 歌の録音」と調べても
『頭出し、ステレオ・モノラルか、サンプリングレート、フォーマット、0dbなどなど……』
難しい単語が多くて何がなんだか分からないですよね。
そこで、MIX師さんへ渡す「録音データ」はどうすればいいのか、注意点はどこなのか
私の牙で噛み砕いてお知らせしたいと思います!
・録音するソフトがStudio one Prime一択なことが分かる。
・頭出し、サンプリングレート、フォーマット、モノラルなどの用語の意味が分かる。
・雑音の種類と、マイクに入れないための対策が分かる。
早速始めていきましょう。

Studio one Primeが無料録音ソフトの中で一番使いやすい!

大上コウタ
録音ソフトで悩んでいる人はこれ一択!

Studio one

 

↓は機能過多ではありますが、Primeではなく上位の物を購入したい時用のリンクです。参考程度にお願いします。

 

録音のフリーソフトといえば『Audacity』をおすすめしている人も居ますが

  1. あとで解説しますが『頭出し』の設定がちょっと面倒くさいことになる
  2. 音楽編集ソフトであってプロ用の音楽ソフトではないため、なんとなくデザインがダサい(将来的に歌ってみたをするならAudacityは機能が足りない)

などで個人的にはおすすめはしません。一応他の無料音楽ソフトも無いわけではないですが、英語だったり利用者が少ないために情報が少なかったりなためやはりStudio oneです。

 

Studio one Primeの導入の仕方や、録音の仕方などはちょっと長くなるので、別記事を作成します。しばらくお待ち下さい。

(それか公式のサイト下にも導入方法が書かれています。自力で出来る方向けにリンクを貼ります

今どうしてもaudacityで録音したいんだ!という方は『Audacity 頭出し』をGoogleで調べていただくと解決すると思います。

 

簡単にStudio one Primeの凄さについて説明しますと

  • 有料ソフトの無料版で、デザインは有料と変わらない。さらに録音するには十分な機能を持っている
  • 30日の期間限定とかはない。永久無料!
  • もし気に入ればいつでもアップグレードが出来る。アップデートすれば業界水準レベルの音色やエフェクトが付いてくる

といったところです。録音に関しては無料で手に入るソフトの中でトップクラスですので、私の記事を待たずに導入しても損はしません!

MIX師さんに渡す前に覚えておきたい録音の条件は?

大上コウタ
私個人的にはここらへんは気をつけて欲しいなってところをあげるよ

順番に解説していきますのでここで身構えないでくださいね

  1. 録音したデータの波形が0db越え(クリッピング)していませんか、オーディオI/Fのピークランプが点灯していませんか
  2. 声データは頭出しが入っていますか
  3. フォーマットが「wave」もしくは「aiff」ですか
  4. サンプリングレートが44100kHz、16bit以上か
  5. 録音したデータはモノラルですか

0db超えは『音割れ』の原因になり、場合によってはリテイクの原因にもなります。

ここで話すのは音量の話です。音が波なのは小学生の時に習ったと思いますが、縦に大きくなればなるほど音量は大きくなります。

音量の単位はdb(デシベル)と言って、例えば防犯ブザーやジェットエンジンは120db、図書館は40dbくらいなんて言われます。

一方で、デジタルの音は0dbを最大基準としています。そこから-2db、-10dbなどと表現していきます。これは決まりなので覚えてください。

 

それで、デジタルの音は0dbを越えてしまうと、音を表現しきれなくなり音が潰れて不快な音を出してしまいます。これが音割れ(クリッピング)です。

音割れを起こしてしまうと、良い音にMIXできなくなってしまうので、多分MIX師さんの8割は録音し直しをお願いすると思います。

録音する際は、音量ゲージを見ながらやるといいです。コツとしては、一番声を張り上げる場所(サビなど)で-6dbあたりを基準にすると良いです。とにかく0dbを越えなければいいです。

 

またマイクを使うために人によってはオーディオインターフェースを使っている方も居ると思いますが、ピークランプを気にしたことはありますか。

これは一例ですが、多分どの機器にもついているはずです(PEAKとか書かれてるランプです)

よく言われるのがこれが一瞬赤くなるくらいがちょうど良いと言われますが、MIX師に頼む場合は全く光らないくらいがちょうど良いです。

 

音割れは大敵ですが、音量が小さいのは編集でどうにかなるので、音割れしないのが一番大事です。

頭出しが入っていますか

特に『Audacity』で録音する場合に起こりがちなのですが、そもそも頭出しって何かというと

『カラオケ音源とボーカルの歌うタイミングを合わせた状態で、そこまでの間ボーカル音源に無音が入っていること』を言います。

音が移動する

左は、それぞれをトラックに分けました。これをMIX師さんにそれぞれで編集して欲しいのでこのまま書き出して渡しました。

するとデータはどうなるかと言うと、右の通りになります。

無音は全て切り詰められ、左にデータが寄ってしまいます。こうなるとMIX師さんが耳で聴きながらタイミングを調整しないと行けないのですが、ものすごくタイミングがシビアです。

物によっては1秒なのに合わせるのが48000通りあります。人間の聴覚上、多少ズレてても問題無い部分はありますが、その手間の分編集作業が遅れます。

これはソフトがAudacityで、特に設定しなければこうなってしまうのですが、Studio one Primeなら特別設定しなくてもしっかり無音時間を作ってくれます。

オーディオIF

こんな感じに、先程の画像みたいに音を切り分けて書き出しても、次に編集した時にはしっかり無音時間が作られています。

Audacityをどうしても使いたい方は、それぞれ対応を調べていただくしか無いですが、Studio one Prime ならささっと終わらせられます。

とにかく頭出しはズレないように作るためにも大事です。

フォーマットは「wave」か「aiff」がベスト

ここからは重要度が下がるのでまったり聴いてください。

 

 

歌い手さんならなんとなくは「MP3」という単語は聴いたことがあるとは思います。

この「MP3」ってなんなの?って言うと、音声圧縮の技術のことです。この技術によって音楽のデータ容量が少なくなり、私達はスマホやウォークマンなどに大量に曲が入れられるというわけです。

で、先程から言う「Wave」ファイルや「AIFF」ファイルってなんなのかというと、音声非圧縮の生データのことを言います。

どれくらい違うかというと、大体10分の1くらいは変わります。

 

ですが、音声を圧縮している分、少し音質が劣化します。

これを嫌うMIX師さんも居ますので、出来れば音データは「wave」か「aiff」で書き出してくださいね書き出し方

 

左がStudio oneの上の[ソング]→[ステムをエクスポート]でフォーマットをwaveファイルにしてOKを押します。

右がAudacityで[ファイル]→[書き出し]で右のようなものが出たらファイルの書類のwavを選んで保存します。

サンプリングレートが44100(44.1kHz)、16bit以上か。

これは原理については何となくでいいです数字が高ければ高いほど音質は良いということだけ覚えて頂ければ。

それに、今どきなら大抵の場合越えてるので気にしなくてもいいです。

 

現実世界の音というのは、非常に滑らかな波を持っています。

一方でデジタルの音はその波をデジタルで表さないといけないため、そのアナログ世界の音を再現するために先程言った44.1kHzなら、1秒間に44100回以上、信号を変換しています。

これがサンプリングレートです。じゃあbit(ビットレート)は何かというと、その音の音量を何段階で表すかということです。

サンプリングレートが横の時間軸(音の高さ)を表すなら、ビットレートは縦の音量軸(音の量)を表しています。原理としてはこんな感じです。

それで、業界的に44100kHzがよくあるCD音源のデータなので、これを越えてくれば違和感無いって話ですね。

ステレオかモノラルか

なんとなくは分かると思います。とりあえず歌はモノラルで録音してください(Studio oneの場合、トラックを増やす時に『トラック(モノ)を選ぶ』)

こちらの音源の波形を見比べていただくと分かると思いますが、オケ音源の方は波形が2つあるのに、2,3,4のそれぞれは波形が一つしかありませんね。

これは2つ波形あるのがステレオで、1つしか無いのがモノラルです。

2つの波形で出来ることは、左と右で違った音を出すことですね。一方でマイクでの録音の場合、わざわざステレオにする理由が無い(音は一つしか無い)です。

というのもマイク自体はモノラルでしか入力が出来ません。

その状態でステレオで録音すると、左側だけに音が入り、右側が無音ということになりかねません。もちろん、モノラルからステレオに変更もMIX師は出来ますが、あらかじめ歌い手さん側で調整すると手間が少なくなるということですね

まとめ

ざっと書きましたが、特に大事なのは

  • 音割れがしていないか
  • 頭出しがされているか

なので、あまり深く気にしないでもらえたらと思います。

何かわからないことがあれば、その都度MIX師さんに聴いてみるのも良いと思います。

 

では今回はこのあたりで。お疲れさまでした。